ポートフォリオのコア資産です

日経平均株価は最高値を更新していますが、日本株において、五大商社株は人気がある反面、既に成熟していて成長性が見込めないと敬遠する人もいます。ドラゴンさんは商社株を持っていると思いますが、どう考えていますか?

確かに、企業の成長性を期待して、株価上昇を狙う銘柄ではないと言う人もいます。
しかし五大商社は、今でも時代の変化に合わせ、ビジネスモデルを変化させており、成長を続けています。

では、投資初心者へのお勧めはどうですか?

五大商社株(三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅)は、株価を数年で2倍とか3倍にしたいと思う人には、ちょっと向かないかも知れません。
しかし、安定性があり、そこそこの配当金で長期保有を見据えるのであれば、初心者にお勧めしますし、実際に管理人も初心者に聞かれると、そのようにアドバイスしています。

初心者が、五大商社に投資する場合、どのような事に注意すれば良いのですか?

商社全般に言える事ですが、「為替リスク」があります。海外での利益が多い事から、急激な円高に振れると業績が目減りします。
また、「資源価格の影響」を受けます。原油、天然ガス、鉄鉱石などの価格が暴落すると、業績が大幅に悪化し株価が下がる可能性があります。
五大商社と言っても、それぞれ特徴があり、各企業には強みや弱みもあるので、理想は各企業をバランス良く保有する事です。

各商社の特徴を分かりやすく教えて貰えますか?

簡単に分類すれば
○三菱:資源、非資源のバランスが良い
○三井:資源にシフト
○伊藤忠:生活消費分野
○住友:非資源・インフラ
○丸紅:食料・電力
と言う所でしょうか。

いくら単元未満で株が購入できるとは言え、投資初心者が、五大商社株を一気に保有するのは難しいと思いますが。

投資資金が限られている初心者は、5社を一気に購入するのではなく、まず各商社の特徴を勉強してから、新NISAの成長投資枠を利用して、1社ずつ購入するのが良いと思います。

ちなみに、ドラゴンさんはどのような順序で購入しましたか?また、その理由も教えてください。

購入順序は、三井物産だけを購入し、数年後に住友、丸紅、三菱と購入しました。伊藤忠は、バフェット効果を見据え、新NISAの成長投資枠で最近購入したのです。
三井物産は、当時五大商社の中でも配当が高く、「資源効果」で株価の上昇が見込めたからです。
ちなみに、2020年に847円で1,000株購入しましたが、現在の株価は4,800円前後で推移しています。
住友、丸紅、三菱も、株価はバフェット効果により、1~2年で2倍以上になっており、良かったと思っています。
伊藤忠は、昨年の新NISA枠の購入ですが、株価は3割程度上昇しています。

バフェット様々ですね。では、初心者がこれから五大商社を購入する場合、どの銘柄から購入するのがお薦めですか?

三井物産は、やはり資源に強いのでお薦めです。中東情勢も解決の目途が立ったとはいえ、まだ原油価格が不安定な事が不安材料です。あとは、株主還元に積極的な三菱商事もお薦めです。
ただ初心者に注意して貰いたいのは、今流行している「チャットGPT」などのAIに聞いて、購入の判断をしない事です。
AIは、発表されている企業業績は教えてくれますが、それに伴う投資判断を任せるわけにはいきません。
現在、日本株は高騰していますので購入時期としては如何なものかと思います。今後、何かのきっかけで株価が大幅に下落した場合の購入が理想ですので、その時に備え、投資資金をストックしておく事をお薦めします。

