トランプ政権の影響

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日本株に影響はありますか?

 第2次トランプ政権になり、沢山の大統領令が出されていますが、ドラゴンさんは日本株への影響をどう見てますか?

 2025年は、昨年と同様に日経平均は大きく変動すると思っています。最終的に、12月に上がっていれば良いと思っています。

 2024年は、大きく株価が変動しましたが、同様に変動するんでしょうか。何か理由はありますか?

 多くの評論家やネット記事では、トランプ政権になり、関税引き上げや不法移民対策に伴う労働力の低下などの影響を心配しています。
 確かに、アメリカのインフレが再燃し、金利が上昇すれば、日本株に影響すると思います。 ですがこの影響の大きさは正直分かりません。現在の所、アメリカ経済は好調であり、景気が後退する気配は無いように思っています。

では、日本株への影響はあまりないのでしょうか。

 そもそも、今後の日経株価の予想を、トランプ政権とあまり結びつけて考える必要はないと思っています。
 確かに、日本株は間違いなくアメリカ経済の影響に左右されますが、「予測不能」と言われているトランプ大統領の一挙手一投足に、日本の個人投資家が右往左往する必要はないと思っています。
 それよりも影響があるのは、日銀が更なる利上げを検討中であり、日本経済は「金利ある世界」に入る事だと思っています。
 今年日銀は、場合によっては2回利上げをする可能性もあります。 利上げのポイントは、これから始まる春闘の「賃上げ動向」ですが、金利が上がれば、株価に影響が出てきます。

 確かに、これから春闘ですよね。トランプ政権ばかりに気をとられていましたが、基本給のアップは、最終的に公務員にも影響しますからね。
 ちなみに、今年は「大手と中小企業の賃金格差の是正を目指したい」と言っていましたが、格差が少なくなれば、日銀は金利を上げやすくなるでしょうね。 と言う事は、株価は下がるのですか?

 一般的には、そう言う予想が出来ますよね。「金利ある世界」は、資産形成をする上では追い風になりますが、株投資にスポットを当てると、株価は下落する傾向にあります。
 ただ、金利上昇で恩恵を受ける銀行や、成長が続く半導体関連企業、賃上げ効果が波及する小売りなどは株価の上昇が期待され、内外景気の拡大が企業の業績を支えている事から、「日経株価は、史上最高値を更新する」と予想するアナリストもいます。

えっ!日本株は上がるんですか。下がるんですか。

 ですから最初に言ったとおり、2025年の日経平均株価は、大きく変動すると思います。もちろん、トランプ政権による要因は無視できませんが、今年は6月の参院選前後に安値を付けて、7月以後は、年末に向けて上昇するのではないかと思っています。
 以前にも「新NISA、買い急がない」で書きましたが、3月から6月にかけて、株価が下落した時が「買い」かも知れません。
 ただし、あくまでも管理人の見解であり、投資判断については、様々な情報を加味した上で、自己責任で行ってください。