お金が喜ぶ使い方
①何のための資産形成か
資産形成は、「何のためにするのか」と言う目的と、「いくら貯めるのか」と言う目標を持つ事が大切だと言われており、その手段として、株式や投資信託などを行います。
「何のためにお金を貯めるのか」は、人それぞれに違いがあり、「結婚資金」であるとか、「子供の教育資金」「住宅の購入資金」などが多いのですが、この手のアンケートの結果で、ダントツの1位は「老後に備えるため」となっています。
②投資は誰のためにするのか
では、「誰のため」に投資をしてお金を貯めるのか? 実は、男女で投資の目的が違うと言われています。ある資産運用会社の調査での順位は、
男性:①早期退職 ②起業 ③経済的自立 ④子供の経済的支援
女性:①子供の大学進学 ②子供の経済的支援 ③早期退職 ④住宅購入
となっており、「男性は自分の将来」「女性は子供や家族」の為にお金を貯める傾向にあります。
③出して、入れる
呼吸は、まず息を吐かなければ吸えませんし、エレベーターも、先に人が降りなければ乗れません。実はお金も同じで、「先に使ってから入れる」と言うイメージで、お金を循環させる事が大事だと言われてます。
以前「シニア投資家のリタイヤ」で書きましたが、管理人方の昨年の生活費の支出は、多い月で73万円、少ない月は23万円と、かなり開きがありました。月の収支では赤字になる事もありますが、年間のトータルでは、黒字になっています。大切な事は、「使う時は使い、使わない時は使わない」とメリハリを付けてお金を回すイメージを持てば、自然と赤字にはなりません。
④老後は何に使いますか
先に「何のために資産形成をするか」で最も多かったのは「老後に備える」でした。では、年金生活のシニアになると、お金は何に使ったら良いのでしょうか?
先の「投資は誰のためか」で、男性は「自分のため」と言う回答が多かったのですが、「自分のためにしかお金が使えない投資家」は、シニアになっても自分の事にしかお金を使わず、賃貸に住み、家族や友人のための出費は、もったいなくてケチると思います。 残念ながら、無理をしてFIREした人にそのような傾向が見られると思いますが、そのような投資家は、家族が可哀想だと思っています。
管理人は年明け、妻の強い希望により、都内のT国ホテルで昼食をとりました。バイキングで一人14,000円で、少し高いと思いましたが、妻の半端ない喜び具合と満足度を見て、行って良かったと思いました。 また、宿泊したホテルも、某旅行サイトの会員特典で、スパークリングワインや珈琲を部屋まで持ってきてくれ、これにも少しのステイタスを感じて貰えました。
少なくともシニア投資家になれば、少しの贅沢で子供や奥さんのために、お金が喜ぶ使い方をしてください。そうすれば、きっとお金に好かれると思います。