オリックスの事業と株主優待

投資
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株主優待の廃止は残念だけど

保有株の紹介であり、購入を勧めるものではありません。

①オリックスの事業
 リース会社として創業以降、法人金融、産業/ICT機器、環境エネルギー、自動車関連、不動産関連、事業投資、銀行、生命保険など多角的に事業を展開しています。また、世界約30か国・地域に拠点を設け、グローバルに活動しています。しかし金融系事業を中核としている事から、信用リスクや市場性リスクを抱え、過去の金融危機の際には株価が大きく下落しました。現在はインバウンドの回復に伴い、飛行機リースやホテル関連、不動産や投資事業が好調で、株価は上昇傾向にあります。

②配当金生活者の人気銘柄
 2023年7月末において、通期配当は85.6円もしくは配当性向33%のいずれか高い方が予定されており、10年前の2013年以降、配当金は増加傾向にある事から、インカムゲインを目的とする投資家に人気がある銘柄となっています。また、株主優待も全国の取引先から商品を集めたカタログギフトから選べると共に、株主カードにより、オリックスグループが展開するホテルやレンタカー等の割引サービスが受けられます。ただし残念な事に、2024年3月末をもって廃止されます。

③管理人の保有状況
 管理人がオリックスを購入したのは最近で、配当金目的と優待目的で2020年に2,000株保有しました。当時の株価は1,273円でしたので、約255万円の投資でしたが、配当額が上昇傾向にあった事と株主優待に魅力があったので投資しました。株価は徐々に上昇し、3年間で1,500円程度上昇しています。実は、オリックスが堅いなと感じていたのは、村上ファンドの村上世彰氏に当時オリックス社長であった宮内義彦氏が20億の融資をした時、オリックスを受取人として生命保険をかけたのですが、オリックス生命ではなく、他社の保険会社にした点です。もしもの時には、オリックスが損をすることなく、融資額は回収するという姿勢が金融系企業らしいなと思っていました。オリックスが株主優待を廃止する事は寂しい限りですが、配当金生活者としては、その分以上の配当金を期待しています。