投資家の小遣い

投資
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サラリーマンの小遣いは上がっているが・・・

①サラリーマンの小遣い
 新生銀行は「サラリーマンの小遣い調査」を毎年実施しており、2023年の調査結果では、毎月の平均額が男性会社員40,557円、女性会社員は35,001円で、男性は2010年以来初の4万円台、女性も2014年以降の最高額という事です。勿論、年齢や共働きかどうか、子供の有無などで小遣い金額は大きく違いますが、ファイナンシャルプランナーがよく言うのが、手取りの10~15%、夫婦で20~25%で、ボーナスは貯蓄等に回すと言う事です。

②管理人(投資家)の小遣い
 管理人は、警察署の課長職で単身赴任してから現在まで、小遣いを貰った事はありません。以前、「家庭で財布を分ける」で書きましたが、管理人方は、家族が別々に自分の銀行口座を保有し、お互いが自分の口座から小遣いを捻出し、生活費の口座は共同で管理しています。管理人の給与や年金は、すべて共同の口座に入りますが、妻が稼いだ給料は妻の口座に入れています。管理人の投資口座は投資関係のみですが、多くの個人投資家も管理人と同様に、投資資金と生活費は別に管理し、無駄な出費を控えて投資に回していると思います。ちなみに管理人の小遣いは、大半が飲み会費用で消えました。新生銀行の調査では、1ヶ月の外での飲み代は、男性13,850円、女性は9,574円と言う事です。「飲み会、断って費用を投資に回します?」で書きましたが、この費用を投資に回す事が出来れば、配当金生活も夢ではなくなると思います。

③サラリーマンの投資に対する認識は甘い
 新生銀行の調査は、20代から50代の有職者が対象ですが、この調査で「FIRE」について知らないと答えた男性は35.1%、女性は42.4%と多く、FIREに必要な資金は、男性が1億以上、女性は5,000万~1億未満の回答が最も多く、「老後資金」については、男女とも「考えてはいるが、具体的な行動の目途はない」が最も多く、必要と想定する資金は、男女とも「2,000万~3,000万未満」がトップでした。この調査結果には少し驚愕するとともに、この国の将来は大丈夫なのかと思いました。