「長期」に固執する必要は無い

新NISAは、「枠の再利用が可能」となっていますが、売却しても非課税枠が復活すると言う事ですか?

旧NISAと新NISAの大きな違いの一つは、「非課税枠の復活」です。旧NISAでは、一度投資枠を使って株を購入すると、その枠は二度と使えませんでしたが、新NISAは、株を売却すると翌年1月1日に非課税保有限度額が復活します。

何となく分かるのですが、どう言うメリットがあるのですか?

成長投資枠であれば、1200万円の非課税保有限度額を繰り返し使えるため、限度額内であれば、生涯にわたって非課税の恩恵を受けながら資産運用を続けられるのです。
具体的には、含み益が出ていた場合、ライフイベントに合わせて取り崩したり、銘柄を入れ替え再投資する事が出来ます。
これにより、柔軟で効率的な資産形成が出来るのです。

それでは、新NISAにおいて、どのような場合に売却すれば良いのですか?

新NISAは今年で3年目ですが、管理人の場合、新NISAの成長投資枠(1200万円)は、売却しなければ5年で限度額になります。
しかし成長投資枠で、含み益が100万円近くある銘柄があれば、売却は有効な利確だと思っており、これを繰り返す事により、新NISAの含み益で生活を楽しむ事が出来ると思っています。

含み益が出ている銘柄は、更に長期保有する事で、配当金の収益とか株価の上昇が見込めるのではないですか?

もちろん、その可能性は高いです。保有している銘柄の配当利回りが良く、しかも今後の成長が見込める場合は、いくら含み益が出ていても、短期の売却は控えた方が良いと思います。
ですが、ライフイベントで、まとまった現金が必要になった時は、含み益が非課税で利確出来る事は魅力です。
また、管理人のようなシニア投資家にとっては、別にライフイベントでなくても、100万円位含み益が出ている銘柄は、利確して新たな銘柄を購入するのも良いと思っています。

売却する時の注意点はありますか?

非課税枠再利用の注意点は、
・枠の復活は「翌年」から
売却した瞬間に枠が空くわけではないと言う事です。
・年間投資枠(成長投資枠は240万円)の上限は変わらない
生涯投資枠が復活しても、年間投資枠は増えません。
・簿価(買った時の価格)で管理される
200万円で買った銘柄が300万円になっても、復活するの枠は「200万円」
と言う事ですね。

ちなみにドラゴンさんは、新NISA銘柄で売却を検討している銘柄はあるのですか?

利回りが低いけど、株価が上昇している銘柄は、今後株価が上昇するか、2回目の配当を貰えば、売却予定の銘柄はあります。おそらく、ベテラン投資家の中には、管理人と同様の考えの人もいるかと思います。
新NISAの成長投資枠の銘柄は、高い配当利回りの銘柄も良いのですが、長期保有に固執する必要は無く、数年で株価が上昇し、キャピタルゲインが狙える銘柄も良いと思います。

