家を建てる時期

警察職員の方へ
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①持ち家の購入は、いつ頃が良いのか?
 職員個々の家庭環境が違うのでアドバイスは難しいですが、管理人は、できるだけ遅い方が良いと思っています。
 理由の一つは購入資金です。
 若い時期に持ち家を購入する職員は沢山います。その多くが結婚や子供の中学、高校への進学時期を目安にしていたと思います。しかし、家のローンと子供の教育費用、場合によっては職員の単身赴任と子供の大学進学等で、2世帯・3世帯分の生活費が重くのしかかり、退職金でもローンの完済が難しい人もいました。これでは、老後の資金2000万円は、ちょっと厳しいと思います。
 理由の二つめはリフォームです。
 新築住宅やマンションでも、15年~20年で外壁や水回りのリフォーム、30年~35年で、増改築レベルが必要となります。 中古住宅を購入すれば、期間は更に短いです。
 早く家を建て、住宅ローンを完済する頃には、また大きな資金が必要となるのです。

②できれば、官舎か賃貸住宅が望ましい
 管理人も、結婚を機にマンションの購入を考えた経験があります。モデルルームに行くと、バラ色の新婚生活が待っていると感じました。思いとどまったのは、先輩からのありがたいアドバイスでした。 結局は、現職中は官舎と賃貸住宅に住み、退職前に実家を全面改築(約2,000万円)し、退職後は実家に居住しています。家族や周囲の環境が許してくれるなら、官舎か賃貸住宅に住み、貯蓄や投資に資金を回すのが良いと思います。
 一昔前は、家賃を払うのなら、その金を住宅ローンの返済に充て、40歳位で家を建てるのが理想と言われていました。管理人も上司からそう言われた覚えもあります。
 しかし、住宅ローンも定年延長や再就職を考慮すれば、50歳を過ぎてからでも遅くはないと思います。 管理人は、株を一部売却して改築費用に充てました。