貯蓄から投資へ

投資
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①老後資金2000万円問題
 金融庁の審議会が「老後20年から30年で、1300万~2000万円不足する」と試算しました。根拠として、夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯では毎月約5.5万円の不足が生じ、20~30年間の不足額が約1,320~1,980万円になるという試算です。 しかし、2000万円あれば足りると思いますか?

②2000万円貯めるには
 40歳から65歳までの25年間、ゼロ金利時代の貯蓄であれば、毎月66,700円必要ですが、利回り4%(年率)で複利運用した場合、毎月39,000円の積立で済みます。
1ヶ月で27,700円、1年間で332,400円という差はとても大きいと思います。

③貯蓄も大切
 資産形成には、貯蓄も大切です。
 貯蓄の良い点は、現金がすぐに使える事です。投資も株を売れば現金化できますが、なかなか売りたい時に、売りたい株価で売れない事が多いです。特に東証プライム以外の銘柄はその傾向が強いです。
 また、資産を分散するという観点からも、資産の全てを投資に回すのは避けた方が良いです。
大切なのは、貯蓄と投資のバランスであり、各人のライフプラン(子供の進学や結婚、家の購入やリフォーム、親の介護など)を考え、最低必要な現金は貯蓄しておくべきです。