残念な個人投資家

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お金が思い切って使えない残念な人達

①残念な個人投資家
 管理人の交友関係に、不動産投資や株・投資信託投資などの「個人投資家」グループが複数あり、意見交換会を兼ねた食事会が時々あります。メンバーの多くが年金と配当金で悠々自適の生活であり、美味しい料理やお酒、会話を楽しみにして出席すると、「○千円食べ飲み放題」と体育会系飲み会のような内容を節約系投資家に勧められ、残念な食事会になった事がありす。確かに、各家庭の金融事情やメンバーが使える小遣いは違うと思いますが、人間関係を強め、深い情報交換をするには、このような食事会にお金や時間をかける事は、大切な事だと思っています。

②お金を気持ちよく使えない人
 誰しも、必要な物の購入にはお金を使いますが、飲み会などの人間関係、外食・旅行などの家族サービス、スポーツ観戦や観劇などの娯楽になると、「節約」と言う言葉が頭をよぎる人がいると思います。もっと言えば、母校などへの寄付や部下・後輩へのおごりとなると、躊躇する人は更に多くなると思います。寄付やおごりにリターンは求めませんが、ほとんどの場合は感謝されますし、少額な寄付でも役に立ちます。お金を気持ちよく使えない人は、「お金を他人のために使うのは無駄」という意識が強く、「お金が少しでも減ることに罪悪感を持っている」のだと思っています。

③お金を使っても資産は貯まる
 管理人は以前、「見栄を張るのをやめるとお金が貯まる」で書きましたが、お金を使う事に罪悪感はありませんし、お金は気持ちよく使ってきました。それでも、家の貯蓄とは別に、管理人が自由に使える金融資産は、日本株だけで1億円は貯まりました。もともとお金を貯める事に執着しておらず、投資を始めるのが遅かったのですが、それでも限られたお金でコツコツと長期間投資をしていれば、自然とお金は貯まります。逆に、若い頃から節約生活を行い「お金が使えない病」にでもなっていたら、家庭環境や交友関係、職場関係など、ギスギスして潤いのない、つまらない生活を送っていたと思っています。

④お金は貯めるより使った方が幸せになる
 資産形成で大切なのは、管理人が反省している「見栄のための浪費」はしない事です。しかし、いわゆる「一生もの」と言える物は、長く使っていると「買って良かった」と思ってきますし、子供や孫にも自慢できます。潤いのある生活を送り、自分を成長させるためには、お金を使う事は必要です。貯めるだけでは得ることができないお金の使い道があり、人生に豊かさを与えてくれるのも、お金を使ってからこそと言えます。投資や資産形成は、お金が貯まった時がゴールではありません。