葬儀費用、大丈夫ですか?

警察職員の方へ
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家族葬でも結構かかります

①葬儀は突然やってくる
 管理人は、実父を十数年前に亡くし、昨年に義母と叔母、今年に実母を亡くしました。当たり前の事ですが、身内の死は突然やってきます。実父と実母の喪主を務めた経験から、特に費用面について書かせてもらいますが、各地域によって風習が違いますし、菩提寺によっても費用が違うと思いますので、参考として下さい。

②実父の葬儀費用
 実父の場合、管理人は警察署の課長職であった事から参列者も多く、葬儀に際しては同僚が色々と手伝いをしてくれましたが、突然の死去であった事から準備は大変でした。幸いにも墓の土地は、菩提寺の隣にある墓地内の一角を購入していたので助かりましたが、仏壇はありませんでしたので購入しました。葬儀費用は、菩提寺に77万円(戒名料50万、御布施は随伴導師分を含めて25万、御車料と御膳料2万)、仏壇と本位牌費用で95万円、墓石費用で150万円、葬儀場に110万円の合計432万円かかりました。なお、これには通夜や葬儀での会食費用、参列者に対する御礼は含まれておりません。実父が亡くなって葬儀までで、約500万円の出費でした。

③実母の葬儀費用
 実母の場合、故人の意思を尊重し、葬儀は身内だけの家族葬で行いました。近年は、家族葬を選ばれる方が多く、「家族葬=簡素で安い」というイメージがあり、インターネットでも家族葬の費用内訳などが出ていますが、家族葬も一般葬も葬儀の流れは一緒であり、参列者数の違いだと思います。実母の葬儀費用は、菩提寺に55万円(戒名料50万、御布施5万)、葬儀場に90万円、本位牌7万円の合計152万円かかりました。これにも通夜、葬儀における会食費用は含まれていません。ちなみに、家族葬をインターネットで検索して式場を決めましたが、インターネットに出ている金額は65万円+寺院に対する費用との事でしたが、実際は追加費用を含めて90万円かかりました。

④四十九日法要はすぐやってくる
 当たり前ですが、四十九日法要は1か月後にはやってきます。実父の場合は、菩提寺に9万円(御布施、仏壇・墓の開眼、納骨、御車料)、会館に20万(供物、青果、生花など)の合計29万円かかりしまた。

⑤葬儀費用は急に現金が必要
 葬儀は突然やってきます。喪主の場合、家族葬と言えども200万円位の現金が必要になります。葬儀で頂く香典は、頂いた方の葬儀にお返しする事になるので、香典は「預かる」ものだと言われています。せめて自分の葬儀費用位は、子供に負担させる事なく準備しておきたいものです。