海外投資家の日経平均はドル建て

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ドル建ての日経平均株価、気にしますか?

2024年は、年初から日経平均株価が上がり続けていますね。株価が上がるという事は、多くの海外投資家が買っていると思うのですが、海外投資家は、日経平均株価をドルに換算して見てるのですか?

良いところに気がついたね。海外投資家は、2024年1月の第2週では、約67%のシェア(東証プライム)を占めている。金融市場においては、基軸通貨がドルである事から、海外投資家にとって、多くの金融商品は「ドル建て」で比較するんだ。ただ、日本株を購入している海外投資家は、アメリカより欧州の方が圧倒的に多いと言われており、欧州の投資家は「ユーロ建て」で比較していると思われる。「ドル建て日経平均株価」や「ユーロ建て日経平均株価」は、インターネットでリアルタイムで見る事ができる。

そうなんですね。ところで「ドル建て日経平均株価」は、日本の日経平均株価を単純にドルにしたものなんですか?

いや、そうじゃないんだ。「ドル建て日経平均株価」は、円ベースの日経平均をその時の為替レートで割って算出するんだ。例えば日経平均株価が3万6000円、1ドルが145円だとすると、3万6000÷145=248となり、ドル建て日経平均株価は248ドルになる。ちなみに、ドル建て日経平均株価は、「円建て日経平均株価」と「為替レート」の2つで決定する事から、仮に「円建て日経平均株価」が10%下落しても、為替が円高ドル安方向に20%進めば「ドル建て日経平均株価」は上昇する事になるんだ。

ただ、日経平均株価が現在のように上昇している場合、「円高」であれば、株価の上昇と為替の両方で利益を得られるけど、現在のような「円安」だと、株価の上昇で利益が出ても為替で損失が出る事になる。「ドル建て日経平均株価」については、日本のアナリストや投資家が重要だと言っているほど、海外投資家は気にしてないのかも知れないね。