失敗から学んだ銘柄選び
以前「新NISAで後悔しない選択」で、管理人が最初は株主優待銘柄で失敗した事を書きましたが、その事について、もう少し具体的に教えて欲しいという意見がありましたので、恥ずかしながら公開します。
確か、NISAが始まった頃は「配当金生活」のビジョンが無く、120万円のNISA枠は、株主優待銘柄と高配当銘柄が混在していた事ですね。
そうなんだ。2024年から始まる新NISAで成長投資枠を考えている人は、管理人の失敗事例を参考にして頂きたいので、恥ずかしながら直近5年間のデータを公開しておきます。
年 | 配当額(円) | 利回り(%) |
2019 | 41,000 | 0.68 |
2020 | 47,100 | 0.79 |
2021 | 108,000 | 1.8 |
2022 | 125,500 | 2.09 |
2023 | 219,300 | 3.66 |
しかしこれを見ると、NISAは本当に配当が少なかったんですね。でも旧NISAは、5年で非課税期間が終了したので、かなり銘柄を入れ替えたんですね。
そうなんだ。2019年から2023年にかけて、所有していた株主優待銘柄は、出来るだけ高配当銘柄に入れ替えた。ただ、以前に書いたけど、「ゼンショーHD」のように、安く購入した株価が数倍以上に値上がりした銘柄は、NISA口座に残していた。恥ずかしながら、旧NISAが終了する頃になって、やっと納得できる利回りになったと言う感じで、このような失敗はして欲しくないと思っています。但し、利回りは低いけど、保有銘柄の株価はいずれも上昇しており、2023年のNISA評価額は、1,000万円近くになっている事から、その点だけは成功だったと言える。
新NISAは、非課税期間が無制限になるので、ロールオーバーという仕組みは無いんですよね。
その通りで、新NISAの改正点の一つでかなり良くなった。しかし注意する点は、成長投資枠については、年間投資枠が240万円、総枠で1,200万円なので、銘柄を入れ替える時は、その事をよく頭に入れておく必要がある。(新NISAで後悔しない選択)