節約して貯めるだけは、個人投資家とは言えない
①格好良いエルダー層になろう
エルダー層とは概ね50歳以上で、お金も時間もある「金時持ち」を指す場合が多く、少し古い調査ですが、博報堂エルダービジネス推進室によれば、「お金持ち」のピークは65歳から74歳、エルダー層に必要な二大資本は、「経済的ゆとり」と「健康な体」、お金をかけたいものは「国内旅行」「健康作り」「芸術鑑賞」「配偶者との交流」と言う事でした。管理人も多少のお金と時間がある事から、格好の良いエルダー層になりたいと思っています。
②富裕層とは
以前、「富裕層は高所得者とは限らない」で、倹約して金融資産1億円を達成し、富裕層の仲間入りだと思っている投資家がいる旨を書きました。しかしそれは違うと思っています。日経トレンドによれば、エルダー層の富裕層は、個人年収が最低でも1千万以上で月の小遣いが13万以上、時間とお金に余裕があり、欲しい物は安く手に入るまで待つのではなく、これと思う商品に出会えば、迷わず購入するタイプだと分析しています。残念ながら、管理人は年収が1千万に届きませんので、ここに言う富裕層には該当しません。
③個人投資家としてのプライド
株式投資をしている個人投資家には、お金を浪費する人は少ないと思っています。若い頃から節約して投資資金を確保し、金融資産を増やしてきた事から、お金の大切さを知っているからです。ただ、節約して資産を増やしてきた人は、お金を使う事に抵抗があり、お金を使う事の大切さが分かっていない人がいるのも事実です。お金は使うために貯めるのであって、貯め続ける事にあまり意味はありません。管理人は退職後、「個人投資家」の名刺を作成し、地元で開催されるパーティーへの参加や個人事業主との交流、地元画家の絵画の購入や演奏会の鑑賞など、出来る範囲で経済活動に参加するようにしています。また、退職まで苦労をさせた家族のために、旅行に行ったり美味しいものを食べに行く回数も増やしました。個人投資家という職業は分類されていませんが、管理人は「個人投資家」としてのプライドを持って、少しでも家族や地域のために役に立ちたいと思っています。