ワークライフバランス?考えた事ありません

高市新総裁が「ワークライフバランス捨てます」と言った事が物議を醸しているようですが、ドラゴンさんは現役の頃、ワークライフバランスを考えてましたか?

現役で現場を駆けずり回っていた頃は、ワークライフバランスなんて言葉は知らず、仕事優先で考えた事もありませんでした。それこそ、馬車馬のように働き、子供の運動会、入学式、卒業式に参加した事はほとんどありませんでした。
しかし、中間管理職になる頃から、警察でもワークライフバランスが重視されはじめ、管理職になった頃には、部下の勤務状況、休暇状況の把握と調整が、重要な仕事となりました。
また、退職前には、男性職員の育児休暇の取得が言われ始め、仕事が大事なのか、休みが大事なのか分からなくなってました。

ところで、投資家の人に、ワークライフバランスは関係あるのですか?

管理人やFIREして、仕事をしていない個人投資家は、「ワーク」が無いので関係ありませんが、証券会社で働いている人は、厳しいみたいです。
証券会社から警察官に転職した部下によると、営業職は複数のノルマがあり、しかも目標数値が高いので多大な時間を要し、その上、新規顧客の開拓や金融商品の注文対応といった業務があり、残業が非常に多い割には、給料が少なかったので、警察官に転職した言ってました。

投資ファンドは更に激務と言われています。投資家から預かった資金を最大限に増やすため、常に高い成果が求められ、市場データや財務データを分析し、精度の高い予測と戦略を立てる必要があるため、長時間労働や深夜勤務は当たり前との事です。

ドラゴンさんは、ワークライフバランスについては、どのように考えていますか?

長時間労働が良いとは全く思いませんが、日本は祝日が増え、時間外労働の上限規制も導入されるなど、間違いなく、日本人の労働時間は短くなり、その結果、賃金が上がらなくなったと思っています。
OECDによる各国の週間労働時間は、日本は105位(36.6時間)であり、今の日本は、「働きたくても働けない」「働けれるけど働きたくない」国になってしまったのです。

管理人は、エンジェル投資や企業に対するクラウドファンディング等にも出資していますが、スタートアップ企業などが、ワークライフバランスなどと口にしていては、誰も出資してくれません。 社長以下、社員の熱量が感じられない企業は、成功しないと思っています。
そう言う企業は、会社の運営が軌道に乗ってから、ワークライフバランスを考えれば良いのです。

高市新総裁のお陰で、日経平均株価は上昇し続けています。どこまで上昇するのでしょうか?

現在の所、自民党は連立が上手くいかないのであれば、高市さんの構想は、経済政策も含めても大きく妥協する必要があり、その頃がピークのような気がしています。
連立が上手くいかなかった場合、高市トレンドで上昇している株価は、一気に下落する恐れがあります。