トリドールの事業と株主優待

投資
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株主優待目的では良いかと思います

保有株の紹介であり、購入を勧めるものではありません。

①トリドールの事業
 トリドールは、全都道府県に展開する「丸亀製麺」で有名ですが、創業は「トリ ドール」の名前の通り焼き鳥居酒屋で、現在も「炭火焼き鳥」にこだわり、大阪と兵庫で営業しています。また、イオンのフードコートに展開するトンカツ店「豚屋とん一」や、ハワイの食卓をイメージした「コナズ珈琲」も人気があります。

②丸亀製麺が稼ぎ頭
 トリドールは、海外にも進出していますが、稼ぎ頭は丸亀製麺で、国内事業利益の約9割を占めています。丸亀製麺は、「丸亀」とありますが、香川県丸亀市とは全く関係がなく、本場の讃岐うどんではありません。讃岐うどんに仁義を切ったのか、敬意を表したのかは分かりませんが、実は香川県には、高松市に1店舗しかありません。丸亀製麺は、2000年に兵庫県加古川市に、釜揚げうどん専門店「丸亀製麺」として1号店を出店しましたが、1号店以外の看板は、讃岐釜揚げうどん「丸亀製麺」となっています。

③トリドールは株主優待目的で持つ
 トリドールの配当利回りは、2023年8月で0.21%と低く、株価も3,500円を上回っている事から、配当金目的で購入する事はお勧めしません。しかし、トリドールの株主優待(優待券)は拡充してきました。2015年に優待額を2倍(100株で1,000円を2,000円)、2018年に年1回から2回、2019年に100株で2,000円を4,000円とし、また継続優待として、200株以上を1年以上継続すると3,000円追加となりました。2020年に株式分割を行い、現在は100株で、100円優待券30枚(3,000円)を、年2回となっています。

④管理人の保有状況
 管理人は、2015年に株主優待目的で1,000株保有しました。当時の株価は860円でしたので、86万円の投資でしたが、当時、丸亀製麺は必ず売れると確信しました。トリドールの株価は徐々に上昇し、2020年には株式分割を1:2とした事から、管理人の株数は2,000株となりました。株価はその後も上昇し、2023年8月では3,500円を上回っています。株主優待も2,000株なので、15,000円相当と長期保有で3,000円分が加算され、18,000円相当を年2回貰っています。株主優待目的であっも、「この商品、この店、この会社は伸びる。」と思えば、投資するのも良いかもしれません。