新車を買うのは良いけれど

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気持ちは分かりますが・・・

①退職金で家や新車を買う
 管理人が新任だった昭和の頃から平成バブルの頃まで、警察官の退職金は軽く3,000万円を超えていました。当時の上司からよく言われていたのは、「家は退職金で買え、それまでは官舎で我慢しろ」でした。昭和世代の警察官は、退職前に新車を購入するのが普通であり、車のディーラーも、よく警察署に出入りしていました。
 しかし、公務員の退職金は減っています。特に2013年に政府が、国家公務員の退職手当を約15%(約400万円)減らす方針を決定して以降、地方公務員も同様に減額されて、「退職金で家を買う、新車を買う」時代ではなくなったのです。

②金融リテラシーが低い人
 退職した警察官の懇親会に、管理人はよく出席します。話題で多いのが、再就職の事と年金に関する事です。警察官の金融リテラシーが低い事は、理解しているつもりですが、色々と話している内に、退職警察官の「年金や老後資産に関する知識」の低さに、今更ながらに驚く事があります。
 別に警察組織を批判するわけではありませんし、敵に回すつもりもありませんが、もう少し、金融に関する事、退職後に関する事など、警察官の金融リテラシーを高める努力を組織的に行わなければ、現職で働いている警察官が可哀想だと思います。

③退職金振込で気が緩む
 懇親会で、老後の年金生活を心配している後輩達との話の中で、「再就職が決まり、新車を購入しました」と言う後輩が数人いました。捜査畑で退職した後輩は、「これまで、節約して中古の軽四ばかり乗り継いできましたが、退職金が入ったので、新車のSUVを700万円で購入しました」との事でした。
 管理人が「よく、奥さんがOKしたね」と言うと、「はい、退職のお祝いだからと、賛成してくれました。また、キャッシュで買おうと思ったのですが、ディーラーが、ローンにしてくれと言うのでローンにしました」と言うのです。後輩や奥さんは、ローンは金利が掛かる事は理解していたのですが、どうもディーラーの口車に乗せられたようです。しかも聞くと、金利が高い長期のディーラーローンでした。
 これまで節約し、退職金で新車を買う事は理解できます。しかし、ディーラーのノルマの為に、無駄な出費をする必要はありません。退職金として、銀行通帳に今まで見たことのないケタ数の金額が振り込まれると、これまで節約してきた夫婦の気分が大きくなったそうです。
 年金生活や老後の心配をしながら、「これまでのご褒美」と言い聞かせて新車を購入した後輩達の話を聞くと、彼らの老後は厳しいかなと思いました。