公務員の「老後安泰」神話は過去の話

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老後安泰は昭和で終わった

1 昭和の退職金と年金
 管理人が警察に入った昭和の良き時代、退職する先輩の退職金は3,000万円を軽く超え、年金も60歳から、今で言う特別支給の老齢厚生年金の定額部分と報酬比例部分が支給されていました。

2 現在の退職金と年金
 管理人が退職した平成の時代は、退職金も手取りで2,300万円は超え、特別支給の老齢厚生年金は、報酬比例部分のみが支給される状況でした。しかし現在は、退職金も100万円程度減額され、年金も65歳から支給はされますが、今後はマイナス改定になると言われています。

3 退職金と年金だけで生活できますか?
 老後は、夫婦で月額22万円は必要で、ゆとりのある生活は36万円必要と言われています。実際、管理人の同期や先輩には、退職金で住宅ローン等を完済し、年金だけで生活している人も多くいます。元警察官の年金額は、退職後に再就職したかどうかで違いますが、月額で20万円から23万円の範囲が多いようです。退職後の生活設計を「リタイアメントプランニング」と言いますが、残念ながらこの年金額では、ゆとりのある生活は厳しいと思います。