ジョイフルの事業と株主優待

投資
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年間2万円の食事券の魅力に負けました

保有株の紹介であり、購入を勧めるものではありません。

①ジョイフルの事業
 本社が大分県にあり、主として九州、関西圏に注力しているファミリーレストラン「ジョイフル」を展開しており、福岡証券取引所に単独上場しています。出店は中核都市だけでなく、地方の「コンビニが立地してない町」にも店舗を展開しており、現在、全国に約630店舗ある店舗では、ステーキ・ハンバーグを軸とした低価格戦略で、子供から年配までの幅広い年代をターゲットとしています。

②ジョイフルの業績
 ジョイフルは、1979年(昭和54年)に大分県で1号店を出店以降、これまで数度の経営危機を経験してきました。2003年に発生した牛肉のBSE問題の影響を受けて新規店舗の出店凍結、2008年のリーマンショックの影響等による赤字転落、最近では、2020年にコロナの外出自粛による業績悪化に伴い、不採算店の約200店舗を順次閉店するなど、幾多の危機を乗り越えてきました。現在では、コロナの影響が緩和されて客足も本格回復しており、値上げ効果もあって大幅な営業増益となっています。

③ジョイフルの株主優待と配当
 株主優待は、食事割引券(15%割引)又は10,000円相当の食事優待券(500円×20枚)となっており、年2回(2月・8月)あります。100株以上は食事割引券が5枚、500株以上で10枚、1,000株以上は食事優待券が10,000円分で、年2回あります。配当は、2024年予想は10円、23年は5円、22年から20年は無配、19年は15円、18年は10円、17年は20円となっており、他の外食産業同様に、コロナの影響をまともに受けましたが、株主優待だけは継続しました。

④管理人の保有状況
 管理人は、家族の依頼による株主優待目的で、コロナの影響で株価が下がった2021年1月に678円で1,000株購入しました。コロナの影響で株価が下がった日本株は、株主優待より配当金を目的として、東証の優良銘柄に資金を投入するのが、配当金生活者のあるべき姿だと思い、購入を躊躇したのですが、年間2万円分の食事券も悪くは無いと思い直し購入しました。現在は株価も1,000円台に上昇し、配当も復活したので少し安心しています。