健康はお金で買う

配当金生活
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お金持ちほど健康

 先日、娘夫婦が遊びに来た時、二人とも少しスリムになっていたので「ダイエットしてる?」と聞くと、「パーソナルジムに行ってます」との事で、少しビックリしました。
 一人ひとりに専属のトレーナーがつき、マンツーマンでトレーニングや食事指導をしてくれるそうで、旦那は仕事帰りに行き、妻は子供が学校に行っている間に行くそうで、優雅な事です。

 そう言えば、先輩も通っていると言ってました。人目を気にせずトレーニングできると言ってました。健康寿命も年々伸びているみたいで、若い頃からトレーニングするのは良い事ですね。

 そうですね。いくら高齢者になってお金があっても、寝たきりになっては、お金を貯めた意味が無いですね。
 ところで、「健康寿命が年々延びている」と言ってますが、そもそも「健康寿命」ってどのように算出されているか知ってますか?

 厚労省が「平均寿命」と一緒に発表してるイメージがありますが、どうやって「健康や不健康」を決めるのでしょうか。 「寝たきりで一人では生活出来ない状態」になれば、「健康ではない」と言う事ですか?

 そうではありません。健康寿命は、意外とアバウトなのです。簡単に言うと、厚労省の国民生活基礎調査で、「あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」の質問に、「ある」か「ない」で回答し、「ない」と回答すれば「健康」「ある」と回答すれば「不健康」と言うもので、回答者の自己申告によるものなんです。

 えっ、そうなんですか?「健康寿命」って、アンケートの自己申告で決まるのですか。てっきり、病院か医者による判定だと思ってました。

 本来なら、「要介護認定制度」を利用すれば、正確な数字が出ると思いますが、健康寿命とは、その程度のものなんです。ですから「健康寿命」の数字は、「全くデタラメ」とは言いませんが、あまり意味は無いと思っています。
 ただ、「健康」であるためには、普段からウォーキングなどの運動や食事に気を使い、健康を維持する意識を持つ事は、大切だと思います。

健康を維持するためには、お金がかかるのですね。

 「健康のために使うお金と内訳」のアンケートを、「東証マネ部」が20~40代の会社員1,404人を対象に調査していますが、約51%がお金を使っており、月に3万円以上が約34%で、スポーツジム・フィットネスクラブに使う人は約35%でした。
 昔は「健康はお金では買えない」と言われていましたが、現代は「健康のためにお金を使う」時代と言えます。苦労して築いた資産を、医療費のために取り崩す事は避けたいものです。
 充実した老後を送るためには、貯蓄はもちろん大事ですが、「健康に投資する」事が大切です。