お金持ちの子供の小遣いは多くない
お金持ちの子供って、意外とアルバイトをしているイメージがあるのですが、どうなんですか?
知人の富裕層は、子供にアルバイトをさせていましたし、管理人の子供も、高校生の時から学校に届け出て、アルバイトをさせました。子供のアルバイトについては、職種にもよりますが、良い事だと思っています。
子供にとって、将来大切な事の中に、「自分で稼ぐ力を持つ事」と「お金の大切さを知る事」があると思いますが、アルバイトを経験すれば、それらの事が自然と勉強になります。
最近は、小学校で金融リテラシー教育をしている所があると聞きました。富裕層は、子供が幼い頃から、お金の価値観を教えている人が多いとの事ですが、小学生では、少し早くないですか?
金融リテラシーに適齢期はありませんし、お金の仕組みや流れについて、幼い頃から学んでおく事は、将来に良い影響を与えると思います。
実は、管理人の同級生の会社経営者は、近くの小学校に「お金に関する教育」の講師として、定期的に教えに行っています。
富裕層ほど自分の子供に「働くことの大切さ」を学ばせています。これは、「生きていくために働いてお金を稼ぐ」のではなく、「仕事をして、お金と共に成果や達成感を得る」事を教えている点が、富裕層の特徴だと言われています。
そう言えば、お金持ちの子供は、あまり小遣いをもらってないという事を聞いたのですが、そうなんですか?
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、小中学生の小遣いの額を見ると、年収1,200万円以上の家庭の子供の小遣いは、他の年収のグループより少ない事がわかっています。
お金持ちは、子供に対するお金の使い方の教育もしっかりしていて、「小遣いは最低限でいい」と考えているお金持ちが多いのです。また、子供に手伝いをさせている家庭も、お金持ちの方が多くなっています。
近年、経済が先行する時代だから「お金が一番」と考える大人も子供も少なくありません。しかし、お金は幸せになるための「道具」に過ぎず、多い少ないは問題ではないのです。大切な事は、お金の使い方を誤れば、不幸になるという事です。
個人投資家として、お金の使い方の難しさと大切さを、自分の子供に教える事ができれば、言う事なしですね。