定年後の後悔

配当金生活
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定年後も人生は続きます

 ドラゴンさんは、警察を定年退職して10年近くになると思いますが、「やっておけば良かった」と後悔した事はありますか?

 もう少し、妻や子供を大切に出来れば良かったかなと思います。
 今では考えられないかも知れませんが、昭和の警察組織はひどかったです。
 子供の体調が悪く、電話で年休を申請すると、「お前は医者か」と言われたり、妻の出産が近く、病院に連れて行くと言うと、「お前が産むのか」と言う感じです。
 今、そのような事を言ったら、即懲戒処分ですよね。 しかし、昭和は「24時間戦えますか」の時代ですから、そのような事を当たり前に言う上司はいたのです。
 ちなみにこの経験があったので、管理人は管理職になってから退職するまで、「年次休暇届」の理由欄には理由を記載させず、年休の理由を聞いた事は一度もありませんでした。

昭和の時代はひどかったのですね。今では考えられません。

 ただ家族に対し、お金に関しては、あまり苦労をかけてないと思っています。
 実は「プレジデント」と言うビジネス雑誌があり、そこが60歳以上の読者に対し「定年前にやれば良かった事、やって良かった事、定年後の悩み」についてアンケートを行い、その結果を公表しています。

 金銭編において、「やれば良かった事」の1位は、「投資や資産運用を早くから始めておけば良かった」であり、2位は「もっと貯金をしておけば良かった」、3位は「モノより経験にお金を使えば良かった」となっています。

 やはりお金に関する後悔は多いですね。逆に、「やって良かった事」はどのような結果ですか?

 金銭編において「やって良かった事」の1位は、「住宅を買っておいて良かった」で、2位は「ギャンブルをしなくて良かった」、3位は「貯金をしておいて良かった」となっています。

退職すれば、持ち家の購入が「良かった」と思えるのですね。

 現代は、「持ち家か賃貸か」については意見が分かれる所ですが、昭和世代にとって、「持ち家はステイタス」であり、財産である事から、小さくても「一国一城の主になる」事が、一人前のように言われていました。

では、「定年後の悩み」はどうなっていますか?

 金銭編の「定年後の悩み」の1位は、「年金が少ない」であり、2位は「投資の運用益が少ない」、3位は「貯金が少ない」となっています。

 「プレジデント」と言う雑誌は、ビジネスマン向けであり、読者も仕事に対するモチベーションが高い人が多いと思います。
 しかしそのような人達でも、退職後は「お金」の不足を心配している人が多く、少し意外だと感じました。
 このブログを見ているのは、個人投資家の方が多いと思いますが、現役時代はまずお金を貯め、退職後は、「潤いがある悠々自適の生活」を送っていただきたいと思います。