ポートフォリオ(R6年7月)

配当金生活
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R6年7月末のポートフォリオ(管理人名義の日本株)

管理人名義の保有銘柄であり、購入を勧めるものではありません。

 2024年6月末より1,913,250円の増加。7月中は2銘柄売却し、3銘柄購入しました。

売買した銘柄と理由を教えてください。

 売却したのは、タマホーム(1419)とエクセディ(7278)です。タマホームは、配当利周りが良く、5月が権利確定月だったので4月に買っていました。しかし株価は予想外に伸びず、逆に下落傾向にあったのですが、7月に株価が上昇した時点で売却しました。
 エクセディは、自動車のクラッチ最大手ですが、これも配当利回りは良かったのですが、株価が伸び悩んでいた事から手放しました。
 いずれも長期保有とはなりませんでしたが、評価損が出ない内に売却しました。

 購入したのは、武田薬品工業(4502)、宮地エンジニアリング(3431)、クミアイ化学工業(4996)です。
 武田薬品工業は、今年の新NISAの成長投資枠で購入していますが、株価が下落している事から、特定枠での買い増しです。
 宮地エンジニアリングは、現在、連続最高益と絶好調な建築企業で、特に橋梁関係に力を持っています。7月の株価が大きく下落した時に購入しました。
 クミアイ化学工業は、農薬関係の企業で、JA全農が筆頭株主です。最近の業績はイマイチであり、これも7月に大きく株価が下落した時に購入しました。

 7月の株価は大きく変動したと思いますが、ドラゴンさんは株価が高い時に2銘柄売却し、株価が下がった時に3銘柄購入したと言う事ですか?

 その通りで、7月上旬に日経平均株価と東証株価指数が史上最高値を更新し、まさに「売り時」と判断しました。売却額は約450万円でした。
 上がった株価は必ず下がりますので、7月下旬に株価が大きく下落した時点で、3銘柄を購入しました。
 1か月の短い期間で、良い売買が出来たと思いました。 

7月に日経平均株価が大きく変動した理由は何ですか?

 7月上旬に日経平均が史上最高値を更新したのは、海外投資家が「円安・ドル高がピークアウトする」と見て、買いが増えた事だと思います。
 理由は、幅広い銘柄のTOPIXが最高値を更新した事が、日本株全体が買われた事を裏付けています。
 逆に、7月中旬過ぎに下落した要因は、アメリカのハイテク株の大幅な下落です。バイデン政権が、先端半導体技術へのアクセスを半導体関連企業が中国に提供し続ける場合、「最も厳しい貿易制限措置を検討する」と同盟国に伝えたとの報道が嫌気されました。また、「為替市場での円高ドル安」が進んだ事も、下落要因となりました。

 今更ですが、日経平均株価とTOPIXの違いは何ですか?

 言い質問ですね。実は、警察官の昇任試験の面接で質問した部長がいました。警察官も、一般常識として知っていて欲しいですね。
 日経平均の構成銘柄は、大企業中心の225社であり、構成比率は、最大のファーストリテイリングが約10%、東京エレクトロンが約9%、ソフトバンクグループが約5%を占めています。日経平均は、「1株当たりの株価」を基に算出するため、株価が高い企業の値動きに左右されます。
 TOPIXは、旧東証1部上場の2100社で構成し、「時価総額」を基に計算するため、1株当たりの株価の影響を受けずに企業規模が反映されます。構成比率が最大のトヨタ自動車でも、約5%にとどまる事から、資産運用業界では、TOPIXを基準にするのが一般的となっています。

 勉強になります。ところで、7月の日経平均株価は、最終日に持ち直したみたいですが、ドラゴンさんの保有株はいかがでしたか?また、評価額が6月末から200万円弱上がった理由は何ですか?

 7月末の日経平均株価は39,101円と、最終日に大きく持ち直しましたが、6月末より1.2%の減でした。
 管理人は、金融株が多く、日銀の金利上昇の影響を受けた事が上昇の要因です。