想定内ですが・・・

参院選は与党が大敗しましたが、ドラゴンさんは、今後の選挙の結果をどのように見ていますか?

管理人は、「与党大敗」とは思っていません。自民党の議席減は想定内の範囲であり、むしろ選挙前は、もっと議席を減らすだろうと思っていました。
これほど少数政党が出てくれば、日本はアメリカのような2大政党で政権を競う構図ではなくなっています。つまり、「自民党か非自民党か」の時代ではないと言う事です。

今回の参院選は、国民民主と参政党が大きく議席を伸ばしましたが、立民や共産党のような左派勢力が全く伸びず、海外メディアが報じているように、日本はどちらかというと、「右派化傾向にある」と言えるのかも知れません。

では、今回の選挙結果を受けて、日本の株式市場の行方をどのように予想していますか?

市場が嫌気を感じていたのは、政権交代で立民が政局を主導する事だと思っていました。しかし、今回の選挙結果を見ると、まずそれは無いと思いますので、現時点では、当面の所、今回の選挙結果で日本の個別株が大きく変化する見込みは少なくなったと思います。
ただし、自民党が若者世代の支持を失っている事に変わりは無く、石破政権が交代せず、このままズルズルと有効な物価高対策を打たなければ、内閣不信任決議が可決される可能性があり、そうなれば、一気に株価は下落すると思います。
個人投資家の人は、今は少し様子を見て、手元資金の管理をしっかり行う事が大切だと思っています。