住友商事の事業と配当金

配当金生活
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住友系の総合商社

①住友商事の事業
 大手総合商社の一角。全世界に展開するグローバルネットワークとさまざまな産業分野における顧客・パートナーとの信頼関係をベースに、多様な商品・サービスの販売、輸出入および三国間取引、さらには国内外における事業投資など、総合力を生かした多角的な事業活動を展開しています。
 住友商事のルーツは、1919年12月に設立された大阪北港株式会社で、大阪北港地帯の造成と隣接地域の開発などを行い、不動産経営に当たり、1944年、株式会社住友ビルデイングを合併して、住友土地工務株式会社と改称しました。
 1945年11月、日本建設産業株式会社と改称し、新たに商事部門への進出を図り、従来関係のあった住友グループ各社の製品をはじめ、各業界の大手生産会社の製品の取り扱いに従事することとなりました。

②配当金の推移

各年度通期配当金(円)利回り(%)配当性向(%)
2024年1303.8628.02
2023年1253.4239.55
2022年1154.9125.40
2021年1105.1929.65
2020年704.44
2019年806.4658.30
2018年754.9029.22

2025年度は、140円(予定)とし、600億円の自己株式取得を決定。

③管理人の保有状況
 管理人は、バフェット氏が日本5大商社の株を買い増しして話題になった事から、2024年9月に3,170円で700株購入しました。
 現在は、3,800円前後で推移しており、少しバフェット効果の恩恵を受ける事が出来たと思っています。

④業績
 25年3月期の連結業績は、収益が7兆2,921億円(前期比5.5%増)、純利益が5,619億円(同45.4%増)となり、銅・アルミ価格上昇などで「資源」の収益が急伸し、海外発電事業の好調な推移により「エネルギートランスフォーメーション」は伸長しています。
 また、不動産事業の好調により「都市総合開発」が伸び、「輸送機・建機」も船舶事業を中心にリース事業が堅調に推移する中、「自動車」「鉄鋼」は伸び悩みましたが、純利益は大きく増加しました。

⑤リスク
 日本および海外の幅広い産業分野において、さまざまな商業活動の取引を行っているため、関係各国の経済状況や世界経済全体の影響を受けます。また、鉱物、金属、化学品、エネルギーおよび農産物といったさまざまな商品の取引、天然資源開発プロジェクトへの投資を行っている事から、関連する商品価格の変動の影響を受ける可能性があります。 
  (※業績及びリスクは、ウエルスアドバイザー社の企業評価)