新NISAへの移行はどうすべき

投資
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年齢、株の保有状況、投資スタイルで違う

①新NISAについての情報に惑わされない
 新NISAについては、概要は金融庁等のサイトで確認して頂きたいのですが、くれぐれも、You Tubeやブログに投稿されている内容に惑わされないようにして下さい。特に古い投稿には、未確定段階での誤った情報が訂正されずに残っているものがあるので注意が必要です。また、投資会社やFPの投稿は、若くて投資初心者向けの内容が多いと思われますので、自分の年齢や株の保有状況、投資スタイルを考えて参考にする必要があります。

②新NISAの「つみたて投資枠」は若者に向いている
 新NISAの積立投資は、これから投資を始める人や50歳までの初心者にお勧めです。積立投資は、概ね15年以上の長期において、世界株式インデックスなどリスクが少なく、ある程度のリターンが望める銘柄が良いです。しかし、50歳台の人は微妙ですが、60歳以降の人には向きません。インデックス投資は、リスクを抑える(リターンが少ない)ために分散投資を行う事から、長期的にコツコツ貯める人には良いけれど、短期でリターンや配当金を得ようとする人には向いてないのです。ただ、資金に余裕がある人は、つみたて投資枠と成長投資枠は併用できますから、年間投資枠(360万円)の範囲で、バランスを取りながら両方に投資をするのは良いと思います。

③「成長投資枠」は悩ましい
 60歳以降の人や、ベテラン投資家は、成長投資枠へ投資すると思いますが、特定口座に株を沢山保有している人は悩ましいと思います。資金に余裕があり、成長投資枠の限度(1,200万円)で新規投資できる人は良いのですが、特定口座保有分の株を売却して買い直す人は、含み益の売却時に20%の税金が掛かりますから、どの銘柄を売却して買い直しするのか考えている事と思います。

ドラゴンさんは、新NISAの移行はどうするのですか?

基本的には、成長投資枠に投資する予定ですが、配当金生活者なので、年間の配当金を成長投資枠に満額(年間240万円)使うのは厳しいかなと思っています。現在、いろいろ思案している最中なので、機会があればお話しします。