シニア富裕層こそ、日本の希望

配当金生活
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シニア富裕層をナメたらいけない

 65歳以上のシニアで、金融資産が1億円以上を保有する、いわゆる富裕層は、日本にどの位いるんですか?

 3%程度と言われています。高齢層の資産保有は集中する傾向にあり、金融資産の約半分が65歳以上の層によって保有されています。

 65歳以上で、年金以外に収入が無くても、1億円あれば十分生活出来ますね。

 年金の受給額で違いはありますが、昭和世代の平均的な夫婦は、約270万円程度だと思いますが、1億円あれば、夫婦で年金(270万)+取り崩し(280万)、年間550万円の生活であれば、金利がゼロでも夫婦で100歳まで生活出来ます。

 年間550万円の生活なら、月額約45万円ですから、余程贅沢をしなければ、十分ですね。 でも、頻繁に海外旅行には行けませんし、高級老人ホームへの入居は厳しいですね。

 そうですね。株の配当金や不動産収入などの不労所得が必要ですね。
 高級老人ホームと言えば、元首相も入居していると言われる、入居金が5億円超の部屋もある超高級老人ホームが、富裕層の間で話題になっています。 西麻布に出来たもので、地上36階建て400室、タワーマンション顔負けです。

 帝国ホテルによる食事サービス、自然を感じられるプライベート庭園、建物内のクリニックやプールなど、国内最高峰の老人ホームであり、月額利用料は50万円を超えると言います。
 既に半数以上が契約済みですが、考えてみれば、元麻布にある3LDKのマンションを15億円で購入するのなら、シニアにとっては、こちらの方が良いかも知れませんね。

 テレビで見ましたが、関西にも超高級老人ホームが出来るみたいですね。

 シルバー市場は、100兆円規模に達していると言われています。これまでは、介護やヘルスケア、健康食品が中心でしたが、最近は、富裕層や超富裕層のシニアを対象に、趣味や健康、旅行、美容などへと変化しており、超高級老人ホームのその一環であると思います。

 少なくとも、健康でお金を持っているシニアは、「ちょっと贅沢をしたい」「かっこよくいたい」「美しくありたい」「もっとおしゃれしたい」「もっとおいしいものを食べたい」「もっといい車に乗りたい」という欲は、決して失ってはいないのです。
 少しゆとりがあるシニアは、自由に使えるお金も時間もそれなりにありますから、多少の割高であっても、そこに価値があると思えば、ちゃんとお金を使うのです。

 更に言うと、昭和世代のシニアは郷土愛が強く、地元神社の修復や有名旅館の支援、郷土出身画家の支援など、限度はありますが、支出は惜しみません。
 これまで日本を支えてきたシニア富裕層こそが、これからも日本を支える希望なのです。 シニア富裕層をナメたらいけません。