豊かな浪費は一流の証

配当金生活
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必要最低限の消費で満足ですか?

①個人投資家の出費
 個人投資家にとっての出費は、大きく「投資」「消費」「浪費」に分類する事が出来ます。「消費」とは、生活するために必要な出費の事であり、お金を使うことで、それに見合った価値が得られてるものです。一方「浪費」とは、生活に必要でない出費や、必要以上の贅沢を指し、生産性が基本的にはありません。
 資産形成をしていく上で、大半のファイナンシャルプランナーは、「浪費をやめなければお金は貯まりません」とアドバイスします。間違いないと思います。
 ですから個人投資家にとっては、「浪費=悪」と言う認識が植え付けられていると思います。

②浪費は悪?
 管理人は、浪費には2種類あり、一つは「見栄を張ったり自慢するための出費」であり、これは管理人も若い頃に反省した「悪い浪費」であり、無駄遣いだと思います。 もう一つは「人生が豊かになると思える出費」で、これは「良い浪費」だろうと思っています。
 ただ、ロレックスの腕時計やブランド物のバックを持つ事がダメだとは言いませんし、少し無理をしてタワーマンションに住む事が悪いとも思いません。欲望に負けて無駄にお金を使うのではなく、それらの出費で、自分や家族が生活する上で満足したり、仕事に対するモチベーションが上がるのであれば、それは「悪い浪費」とは言えず、良いお金の使い方かも知れません。

③豊かな浪費が生活を潤す
 「お金で幸せは買えない」と言う人は多くいます。確かにそうかも知れません。しかし「お金がなければ潤いがある生活は出来ない」事は間違いないと言えます。
 家族でプレゼントの交換をしたり、行きたい所に旅行に行き、少し良いホテルに泊まりプチ贅沢を味わったり、少し良い服を着て演奏会や演劇を鑑賞する。
 少しのお金で多くの感動や経験を買う事が出来るのであれば、「浪費」と言われても「幸せ度」は上がりますし、家族も怒ったりはしないと思います。また最近のテーマパークでは、お金を払えば長蛇の列に並ぶ事無く、効率的にアトラクションを回る事もでき、孫にも喜ばれます。
 お金を貯めても、必要最低限の消費にしか使わなければ、豊かな人生は送れません。豊かな浪費が出来るようになってこそ、一流の個人投資家だと言えます。