個人投資家のランク

配当金生活
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一流・二流・三流の違い

投資家には、「プロの投資家」がいるって聞きましたが、どういう人達なんですか?配当金だけで生活している人達ですか?

いいえ、おそらく「特定投資家」の事ですね。金融商品取引法(金商法)では、日本銀行や機関投資家、保険機構や上場会社などの法人格を「特定投資家」、いわゆる「プロ」の投資家とみなし、金商法上の行為規制の一部を除外できることとしています。そして、この「特定投資家」以外を「一般投資家」として区分している事から、個人の投資家は「一般投資家」として、いわゆる「アマ」扱いとなります。と言っても、あくまで金商法上の事であり、あまり意味はありません。

そうなんですね。では、機関投資家のような「プロ」の投資家は、株取引で素人の個人投資家のように負ける事は無いんでしょうね。

実は、そうでもないんです。素人の投資家でもプロを上回る成績を上げる人はいくらでもいます。マーケットはきわめて不確実で、予想を的確に当て続けていくのは至難の技です。確かにプロの所には、多くの情報が集まってきますし、豊富なニュースソースも持っています。しかし、インサイダー情報でない限り、財務データや業績見通しなどは、全て公開された情報から判断するしかなく、逆に情報が多すぎても迷ってしまいます。またプロの泣き所は、相場が悪くても運用をし続けなければならない点です。

では、一般投資家である個人投資家には、階級とかランクはあるんですか?悠々自適の配当金生活者から、最近株を始めた素人まで、個人投資家は様々だと思うんですけど。

確かに、個人投資家はピンからキリまでいますが、規定されたランクなどはありません。しかし、一流・二流・三流には分類出来ると思っています。

それは、投資で保有している金融資産の額ですか?

保有する金融資産では、「富裕層」とか「準富裕層」などと言われる事もありますが、「個人投資家」としてのランクとは少し違うと思います。管理人が独断と偏見で考える「一流」の投資家と「二流」「三流」の投資家の違いは、次のとおりです。

○一流、二流、三流の個人投資家

三流:投資経験と知識はあるが、情報に左右されて勝ったり負けたり。
二流:投資スタイルと判断の軸がブレず、継続的に利益が出ている。
一流:投資所得が労働所得を上回り、配当金だけで生活できている。

三流:お金を貯める事を考える。
二流:お金を減らさない事を考える。
一流:お金を使う事を考える。

  いかがですか? ちなみに、管理人は自分を自己評価すると、超二流といった感じです。