NISA貧乏

配当金生活
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投資は余剰資金で行う

 先日国会で「NISA貧乏」について財務大臣に質疑がありました。NISA貧乏とはどう言う事ですか?

 「NISA貧乏」とは、将来の不安を感じ、NISA投資を優先しすぎ、普段の生活を切り詰めて生活が苦しい状態になっている人を言います。
 片山財務大臣も「ショックを受けた」旨を発言していました。

なぜ、生活を切り詰めてまで、投資をするのか良く理解できません。

 これは、NISAが始まる際、政府は「貯蓄から投資へ」と広報し、メディアや雑誌も特集を組むなど、「これからは投資をしていないと、老後が大変ですよ」と煽った結果、投資の初心者が無理をしたのだと思います。

新NISAで利益が出ていない人が多いのはなぜですか?

 以前「成功者をマネても勝てない」で書きましたが、成功者のマネをすれば、簡単に資産が増やせると思う人がいますが、雑誌やネットの成功事例は、見栄えのするものが多く、失敗事例は語られていません。
 また、成功者がポートフォリオを組める背景には、相場の暴落にも動じないメンタルと、損失をカバーできる安定収入・稼ぐ力といった土台があるからです。

やはり投資には、リスクが伴いますからね。

 大切な事は、「儲かる銘柄は何か」ではなく、「安定して、無理なく長期保有できる銘柄か」です。
 まさに今、イラン情勢で株価は日々乱高下しています。このような時、苦しい生活で積立投資をしている人は、積立てを中止するのがやっとで、最悪の場合、解約する人もいると思います。

 相場が暴落している時こそ、安く多く買える最大のチャンスなのに、その恩恵を自ら放棄するのですから、愚行でしかありません。
 投資は、「長期」「積立」「分散」が原則と言いますが、その前に「投資は余剰資金で行う事が大原則」なのです。

 では、NISA貧乏にならないためには、どのようにすれば良いのですか?

 片山財務大臣も、NISA貧乏については、「金融教育、ライフプランニングを正しく受けていただくことが重要」と答弁しています。
 2024年の総務省家計調査によると、2人以上の世帯の貯金額は、5世帯に1世帯が「300万円未満」で、うち半分が「100万円未満」という事です。
 これらの人が、投資で成功している人と同様に、新NISAに投資をして、本当に大丈夫か疑問に思っています。