適切な銘柄数

配当金生活
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あまり多くても意味はありません

①保有銘柄を分散させる
 株式投資において、理想は、高配当や値上がりを続けている銘柄に絞り、集中投資するのが資産増加の早道です。しかし、どんな株でも株価下落の恐れがある事から、リスク回避のため、複数の銘柄に分散して保有する事になります。 では保有する銘柄数はどれ位が良いのでしょうか。 

②初心者とベテラン投資家の違い
 管理人は、これから株を始めようとする初心者には、投資資金を大体3つに分け、株価が下がった時に3銘柄位を購入するよう勧めています。 もちろん、分散投資ですから銀行株だけ3銘柄など、同じ業種に偏らないよう注意は必要です。
 一方、ベテラン投資家になるにつれ、保有銘柄は増えてきます。 配当金などの投資資金が入っても、投資信託とは違い、同じ銘柄を買い増しする人は、ナンピン買い以外少ないと思います。おそらく新たな銘柄を検討するのだと思いますが、これが個別株投資の魅力です。

③分散効果
 保有銘柄が増えれば、分散効果は高くなります。では、分散するために数百の銘柄を保有する必要があるのでしょうか。また、そうなれば「分散投資」と言えるのでしょうか。 そこまで分散にこだわるのなら、個別株投資より、インデックスの投資信託をすれば良いのです。
 分散効果は、一定数以上になれば、効果は変わらなくなる言われています。では、どの位の銘柄数で分散効果は変わらなくなるのでしょうか。
 保有している銘柄の業種にもよりますが、だいたい20銘柄だと言う専門家が多く、根拠としては、アバウトですが、性質が異なる4~5業種(色々な分類方法がありますが省略します)で、各4銘柄を保有した場合、だいたい20銘柄になるという事です。
 管理人も20銘柄程度が、管理面や分散効果の面から見ても、適切ではないかと思っています。

④管理人の保有銘柄数
 管理人は、約60銘柄を保有しています。この内、マクドナルドなど、優待目的の保有が10銘柄はありますので、配当金目的で保有しているのは、約50銘柄となります。
 保有銘柄数を増やしすぎれば、資産を大きく増やす事が出来ないとも言われていますが、管理人はあまり気にしません。 
 管理人の保有株は、現在は日本株だけですので、正直50銘柄は多いと感じており、各企業の業績や評価レポートなどは、概要を見る程度の把握しか出来ていないのが現状です。
 ただ、余剰金を銀行に預ける位なら、配当金目的で利回りが高い、割安な株を保有していると言う考えです。