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使える現金が少ない富裕層
配当金生活
証券口座の含み益は「紙の上の利益」
富裕層は、以外と質素な生活をしている人が多いと言われていますが、どうしてですか?
金融資産が投資で1億円あっても、証券口座の含み益は、「紙の上の利益」に過ぎません。投資の記録上では利益が出ているように見えるものの、実際には現金化されていないので、売って決済(利益確定)しない限り、そのお金で買い物をしたり、生活費に充てたりすることができないのです。
しかし、「紙の上の利益」と言っても、いつでも売却できる事から、「金持ち」には違いないと思いますが、売却しないんですね。
ところで、欧米の富裕層と日本の富裕層の違いってありますか?
まず富裕層の定義が違います。国際的な基準は、米ドル換算で計算し、金融資産が100万米ドル(ミリオネア)以上を指します。
日本では、金融資産が1億円以上ある人を言う事が多いですが、国際的な基準のミリオネア(富裕層)となれば、日本では約1億6千万円以上(R8.1現在)になるのです。
決定的に違うのが「お金を支出する事への抵抗感」だと思います。
日本人は、庶民が節約や倹約をして、金融資産を積み上げてきた人が多く、お金を使う事に抵抗感を持っている人が多いです。
管理人が欧米からの旅行者を見ていると、観光地やホテル、レストランなどにおいて、「お金を払う事に抵抗感を持っていない」と感じます。 当然、海外(日本)旅行に来ているのですから、「お金を使う事は当然」と思ってるのでしょうが、円安の影響もあって、支出額は多いと思います。
日本政府観光局(JNTO)は、一人あたりの消費額が100万円以上の海外富裕層旅行者を「高付加価値旅行」として統計を公表しています。
それによれば、2023年中の高付加価値旅行の市場規模は、旅行者が59万人、訪日消費額で1兆159億円に達するなど、非常に高額で、全体を牽引しています。
かつては中国からの富裕層が多かったものの、2023年にはアメリカからの富裕層が市場を大きく牽引し、消費額シェアでトップとなりました。
日本人の富裕層は、海外で一人100万円以上使いますかね?
以前「なんちゃって富裕層」で書きましたが、日本人は、株価の上昇に伴い、「気がつけば富裕層」になった人が多いのです。
そう言う人達は、ホテルの比較サイトで安いホテルに宿泊し、ホテルのレストランやバーでは、飲食をしない人が多いのです。
ドラゴンさんが、高額な物にお金を使う基準はありますか?
自分に言い聞かせているのは、「被服も含め、日常品であれば30回も使わない」と判断すれば、まず購入しませんし、使う頻度が低くても購入する場合は、高価な物は買いません。
逆に、「少なくとも100回以上は使うモノ、数年以上は使うモノ」となれば、金額はあまり気にせず、気に入った物を購入します。
「高いモノ=良いモノ」とは限らないので、気に入ったモノを長く使うスタンスです。
例えば、日頃着けている腕時計は、管理人が高校進学時に、祖母に買って貰った「キングセイコー」です。4~5年毎にオーバーホールしており、50年以上使っています。
よく使っている万年筆は、中学進学時に父に買って貰った「セーラー21金万年筆」で、これも60年近く使っています。
時計や万年筆、バッグなどは、海外のブランド製品も多く持っていましたが、大半は息子達にあげました。
管理人は、会社経営者でもないのに、年間そこそこの金額を消費していますが、金融資産は減らないばかりか、増加しています。
管理人名義の日本株は、運用実績で紹介していますが、評価額とは言え、家族から「いつまで株投資するの?」と言われています。家族共用の金融資産も増加しており、おそらく妻名義の金融資産も増加していると思います。
一つ言える事は、「何にお金をかけ、何にかけないか」のベクトルが、妻や子供たちと一致している事が、資産が減らない事かなと思っています。 このまま、我が家の金融資産を増やす必要は無く、子供や孫にも「お金は残さない」事も宣言しています。
お金を貯める事は大事ですが、それ以上に「楽しく生活するための道具」として使う事の方が大事です。 無理をして貯蓄するより、心が豊かになる経験にお金を使うと、幸福度が上がりますよ。