自分がお金持ちか計算する

配当金生活
スポンサーリンク

期待資産額を計算する

 「お金持ちを計る計算式」があると聞きましたが、どのようなものですか?

 「スタンリーの法則」ですね。 アメリカの富裕層研究者で、ロングセラー本「となりの億万長者-成功を生む7つの法則」の著者「トマス・スタンリー」が、この本の中で紹介しています。
 これは、自分が金持ちかどうかを知るための方程式で、スタンリーはお金持ちの指標は、「期待資産額」で計れると言ってます。

どのように計算するのですか?

 とてもシンプルで、誰でもすぐに計算できるのです。
 期待資産額=年齢×年収÷10
と言うものです。
 これで自分の金融資産が、期待資産額の2倍以上あれば、金持ち(蓄財優等生)であり、逆に半分以下であれば、どれほど収入が多くても貧乏人(蓄財劣等生)と言う事です。

 例えば、60歳で年収700万円であれば、期待資産額は4,200万円になり、8,400万円以上あれば金持ち。逆に2,100万円以下なら貧乏と言う事ですね。 結構、ハードルが高いですね。 

 スタンリーの方程式は、アメリカの典型的な億万長者が、ニューヨークのペントハウスではなく、下町のありふれた家に住んでいるという発見に基づいているのです。
 日本で言えば、お金持ちは都内のタワマンではなく、あなたの近くに住んでいると言う事です。なぜなら、年収が多くても、お金を使えば資産が貯まらないからです。

 大手企業の部長が、50歳で年収が1,000万円であれば、期待資産額は5,000万円ですから、金融資産が1億円以上であればお金持ち。2,500万円以下なら蓄財劣等生(貧乏人)と言う事になるのです。
 逆に中小企業に勤める年齢30歳で年収が400万円の人は、期待資産額は1,200万円なので、2,400万円以上あればお金持ち、逆に600万円以下なら劣等生(貧乏人)となります。
 ですから、保有する金融資産の多寡で貧富を評価しない所が、管理人は気に入っています。

ちなみに、ドラゴンさんは優等生ですか?

管理人も年収は1,000万円を超えていますが、優等生でした。