リスクとリターンは等しい?

投資
スポンサーリンク

ローリスク、ハイリターンを探す

 シニア投資家は、ハイリスク・ハイリターンな投資を避けるのが原則だと言われてますが、ドラゴンさんもそう思いますか?

 シニア投資家は「ハイリスク・ハイリターン」な投資は、やめた方が良いと思います。
 ただ、よく言われる「ハイリスク=ハイリターン」、「ローリスク=ローリターン」のように、リスクとリターンは比例するのでしょうか?
 確かに投資において、リスクが大きいほど、期待できるリターンも大きく、リスクを抑えた商品は、期待できるリターンも小さくなるのが原則だと言われています。
 しかし株式市場において、比較的リスクが少ないと判断でき、ある程度リターンが期待できる銘柄があるのも事実です。

 そもそも、投資のリスクって何ですか? 株価が大きく値下がりする事ですか?

 株式投資のリスクは、簡単に言うと2つあり、「価格変動と信用」です。価格変動とは、期待している収益に対するブレを言いますが、分かりやすく言うと、購入した金額より株価が大幅に下落する場合です。
 信用とは、投資した会社が破たんする場合です。

 リスクが少なく、リターンが見込める銘柄は、どのようにして見極めるのですか? 四季報とか難しい指標を見るのですか?

 そのような銘柄を選定できるかどうかは、「投資家の力量」と「」だと思っています。
 お薦め出来ませんが、管理人は「自分の勘」を大切にしています。 もちろん、四季報で企業の概要・業績・配当状況や投資指標のチェックはします。しかし、管理人がじっくり見るのは、企業のホームページです。
 ホームページでじっくり見るのは、「製品情報」、「企業情報」です。 以前「あおぞら銀行の暴落はなぜ見抜けなかったのか」で書きましたが、企業が公表するIR情報で、将来の業績予想を判断するのは、素人には難しいと思っています。
 それよりも、製品情報などをじっくり見て、自分が「良い」とか「今後伸びる」と感じれば、投資指標の数値より、その勘を大切にしています。
 もちろん、期待したほど伸びない事も多々ありますが、その時は売却します。
 これが出来るのが個人投資家の良い所です。他人の金を運用するファンドでは、決して「勘」など許されるはずがありません。

 よくテレビで、「これは良い」と言う商品や企業を紹介する番組やニュースで取り上げられる事がありますが、その株を買う事はどうですか?

 昔、管理人や管理人の妻も失敗した経験がありますが、テレビや雑誌で取り上げられた商品や企業は、既に売れていて、話題になっている事から取り上げられたのであって、株価は上昇しており、高値でつかまされる事が多いのです。

 ローリスク・ハイリターンやミドルリスク・ハイリターンの銘柄は、なかなか狙えるものではありませんが、管理人の経験上、プライム市場であっても、株価が割安と言われるPER、PBRが低い銘柄に多い事は、間違いないと思っています。
 個人投資家の皆さんも、どうか良い銘柄を発掘してみてください。