個人投資家にはおすすめします

ドラゴンさんは、投資に使うお金と生活費は、完全に分けているみたいですが、何かコツはありますか?

以前「家庭で財布は分けますか?」で書きましたが、管理人方は家族で財布を分けており、管理人も妻も、生活費とは別の銀行口座の預金で、それぞれが投資をしています。
家庭で財布を分ける事が良いかどうかは分かりませんが、資産形成をしている人は、「お金に色を付ける」事が大事だと思います。

よく、「お金に色はない」と言われますが、どう言う事ですか?

お金に色を付けるとは、簡単に言うと「使って良いお金とダメなお金を区別する」事です。
単純ですが、意外と難しいのです。 配当金だけで年間400万円位入ってくれば、給料等の収入とは別に、そのお金で投資をすれば良いのですが、若い人は、毎月の給料から投資に回すお金を確保する必要があります。
そう言う点では、毎月一定額をオルカンなどに積立投資している人は、あまり苦労が無いかも知れませんが、個別株投資をしている人は、なかなか難しいのです。

若い人に限らず、シニアにも言える事かも知れませんね。

「お金の色」とは、分かりやすく言えば「予算」の事なんですね。 ですから、お金に色を付けるのは、入ってくるお金だけではなく、蓄えているお金にも付ける事が大切なんです。
高齢者が蓄えているお金を上手に使う事が出来ないのは、蓄えているお金に色が付けられないからなんです。

「お金の色=予算」と考えれば、確かにそうかも知れませんね。若い人は入ってくるお金に色を付け、高齢者は保有しているお金に色を付けると良い言う事ですね。

そうですね。特にシニア投資家にとって、「潤いのある生活」や「悠々自適の生活」を望むのであれば、蓄えているお金に色を付ける事が大切であり、それが出来ない人達が、「死ぬ時が一番金持ち」になると思っています。