東急系の中堅ゼネコン
①東急建設の事業
東急グループの総合建設会社。建築が主力事業であり、土木事業も手がけ、鉄道関連工事においては独自技術を保有します。また、住宅等中規模木造建設事業も手がけています。 東急グループからの受注は、約1~2割ですが、渋谷駅前や東急沿線の開発案件に強みを持っています。
主な施工実績は、渋谷スクランブルスクエア(東棟)、東京メトロ渋谷駅踏切切替工事、南町田プロジェクト、H¹O梅田茶屋町などがあります。
②配当金の推移
各年度通期 | 配当金(円) | 利回り(%) | 配当性向(%) |
2023年 | 37 | 4.43 | 53.64 |
2022年 | 36 | 5.33 | 77.02 |
2021年 | 25 | 3.72 | - |
2020年 | 10 | 1.66 | 40.08 |
2019年 | 30 | 5.27 | 21.46 |
2018年 | 30 | 3.61 | 20.64 |
2017年 | 31 | 2.68 | 20.52 |
2024年度の配当予想は38円
③管理人の保有状況
管理人は、2022年1月に、626円で1,600株を旧NISA枠で購入しました。実は2017年頃にも渋谷周辺の再開発を見込み、特定枠で保有していましたが、株価があまり上昇せず、配当利回りもそんなに高くなかった事から、手放していた銘柄です。
現在は830円前後で落ち着いており、まあ良かったかなと思っていますが、旧NISAの満期後の保有は、現在の所未定です。
④業績
26年3月期は首都圏の複数大型再開発案件に加え、物流倉庫や住宅が進捗し、建築で好採算案件が増加している様子であり、2025年度は好調のようです。