1億円で何年暮らせますか?

配当金生活
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1億円でFIREですか?

 今でもFIREを目指す若者は多いと思いますが、1億円貯めれば大丈夫でしょうか?

 昭和の時代じゃあるまいし、「1億円で働かずに一生暮らせる」時代はとっくに終わっています。
 家族構成や生活水準により、資産寿命は違ってきますが、生活費等を年間300万円(月額25万円)支出した場合、現金だけであれば33年しか持ちません。
 つまり、30歳で1億円貯めてFIREしても、65歳からの年金支給まで持たないのです。

 しかし今の時代、タンス預金している人はほとんどおらず、多くは投資による金利があると思います。

 確かにFIREを目指す人が言う「4%ルール」もその一つです。「年間支出を投資元本の4%以内に抑えれば、資産を目減りさせることなく半永久的に暮らせる」というものです。 本当に信じてますか?
 1億円の4%は400万円で、税引き後318万円になり、月額約26万円となります。
 1億円を年利4%以上で運用し続ける事ができれば、毎月25万円を使って生活しても、理論上は「元本の1億円は減らない」ことになります。
 FIREを目指す若い人は、この計算で判断するのですが、現実はそんなに甘いものではありません。まさに「机上の空論」なのです。

生活していく上で、突発的な支出があると言う事ですか?

 そうですね。ライフイベントにおいて、住宅関係や子供関係、事故や病気などの突発的な支出だけではありません。
 考えなくてはいけないのが「インフレ」です。「月25万円あれば暮らせる」と思っていても、20年後には同じ生活水準を維持するのに、インフレ率が年2%であれば、「月37万円必要」になっているかもしれないのです。

 FIREすれば、年金が大きく減りますし、政府は今後、保有する金融資産で社会保険料の負担能力を算定する事を考えると、現在の制度でFIREを考えるのは、あまりお勧めはできません。