大口径SUV用タイヤに強みがあります
①TOYO TIREの事業
乗用車用、ライトトラック用、トラック・バス用の各種タイヤのほか、自動車用防振ゴムを手掛けています。タイヤは国内4位ですが、北米での大口径SUV用に強みがあります。
日本、アメリカ、中国、マレーシアの4カ国でタイヤの製造を行なっており、北米、ヨーロッパ、中国、東南アジアなどの重要市場に販売会社を設立しています。
三菱商事が筆頭株主であり、営業利益は、第1四半期として過去最高を更新しています。また、2024年6月に発売を予定している小口配送主体の小型トラック用タイヤや小型EVトラック専用タイヤの拡販も期待されています。
②配当金の推移
各3月期末 | 配当金(円) | 利回り(%) |
2023年 | 100 | 4.24 |
2022年 | 80 | 5.34 |
2021年 | 76 | 4.24 |
2020年 | 45 | 2.87 |
2019年 | 45 | 2.86 |
2018年 | 45 | 3.27 |
2017年 | 45 | 1.93 |
③管理人の保有状況
管理人が保有したのは新しく、2022年12月に株価が下がった時点で、1,533円で1,000株購入しました。現在は、2,400円台で推移しており、購入時期としては適切だったと思っています。
購入した理由は、配当利回りが良かった事です。国内の普通乗用車向けタイヤは、ブリジストンやヨコハマにかなわず、購入をずっと躊躇していましたが、大型SUVやトラック分野への期待を込めて購入しました。
④TOYO TIREのリスク
海外売上高比率が高い事から、為替変動が業績に影響を与える可能性があります。また、製品の主要原材料は天然ゴム、合成ゴムなどであり、仕入価格は原油や天然ゴムの国際市況によって、大きく影響を受けるリスクがあります。