戦争でスタグフレーションに備える

配当金生活
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物価高だけでは収まりません

 イラン戦争で原油価格が上昇し、物価高が懸念されています。おまけに株価も乱高下していますが、日本はインフレが加速するのでしょうか?

 まず、中東情勢の緊迫化による原油価格高騰は、インフレを加速させると思います。 現在の原油価格は、1バレル100ドル前後で高止まりしていますが、この状態が長引けば、日本のインフレ率は0.5〜1%程度押し上げられると言われています。

 このままでは、ガソリンの高騰を引き金に、食料品、物流コストの値上げが続き、「生活が破壊」する家庭が出るかも知れませんね。

 イラン戦争の影響が長期化すれば、インフレにとどまらず、経済活動が抑制され、「スタグフレーション」になる可能性もありますね。

スタグフレーションとはどう言う事ですか?

 スタグフレーションとは、インフレの加速と経済成長の鈍化や失業率の上昇が同時に起こる状態を言います。
 普通は、需要が弱まれば企業がモノの価格を上げられず、価格の上昇が抑えられるのですが、オイルショックのように、需要拡大によらない物価上昇の圧力が生じた場合、スタグフレーションが発生する可能性があると言われています。

スタグフレーションになると、生活はどうなるのですか?

 企業はエネルギーやサービス、輸送コストの増加を価格に転嫁する事になり、消費者は物価高騰に直面します。
 また失業する国民が増え、新たな仕事を見つけるのが難しくなると言われています。

 確か、インフレ時は「株式にとって追い風」だったと思いますが、スタグフレーションになると株価はどうなりますか?

 インフレ時は、企業が製品・サービス価格を転嫁しやすく、売上と利益額が増加し、結果として株価が上がりやすくなります。
 しかし、スタグフレーションになると、原材料高によるコスト増と景気の停滞で、コスト上昇分を価格に転嫁できず、利益が圧縮されるため株価低迷するのです。

スタグフレーションに強い銘柄はありますか?

 金・プラチナは影響を受けにくいです。管理人は、REITの保有割合を徐々に増やしていますが、REITを含む不動産も強いと言われています。
 金やプラチナは、保有していてもお金は入ってきませんが、不動産は定期的に入ってきます。
 スタグフレーションに陥るのは、日本よりアメリカだと言われていますが、今の日本株は高騰しすぎの感もあり、海外投資家の売買で、株価は大きく変動しています。
 株が乱高下している時の対応は、「静観」「上昇時に売却」「下落時に購入」かと思います。
 日本株は年々上昇する傾向にある事から、「株は下落時に買う」のが良いと思いますが、個人投資家の皆さんは、今後、一気に下がった時のために、手元資金の管理をしっかりしておく事が大切です。