FIREで一番大切なこと

配当金生活
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失敗するとFIREは難しい

①資産形成が苦手な警察官
 警察官が資産形成ができない理由は、警察官は「見栄を張る」所です。特に刑事課や生活安全課などの、捜査担当の刑事にその傾向が見られます。周囲に「自分を良く見せたい」という意識が強い事から、派手な生活をする人が多いと思います。
 警察官は、結婚する時に相手を慎重に選びます。管理人が独身の頃は、世話好きな上司が、自分の娘や知り合いの女性職員を結婚相手に勧める事が多かったので、管理人の同期は、警察職員と結婚した人が多いです。

②倹約家と浪費家のカップル
 失敗した同僚の話をします。彼は刑事警察一筋でしたが、刑事によくある「派手で見栄っ張り」な所は全くなく、ギャンブル等もせず、堅実な生活で仕事に精を出し、将来を見据え、貯蓄もしていました。
 ところが、結婚したパートナーが浪費家でした。管理人がその事を知ったのは、彼が50歳位の頃です。きっかけは、パートナーが借金をしていた事が判明し、彼が上司に相談したからです。
 警察職員で「倹約家」と「浪費家」と言えば、男性警察官が浪費家で、女性パートナーが倹約家の場合が多いのですが、彼の場合は逆でした。
 倹約家と浪費家のカップルは、よほど収入が多くないと生活は難しいです、結局、彼は離婚して無事退職し、再就職をして、現在は資産形成中です。
 彼とは年に数回、懇親会で顔を合わせており、資産形成の話やアドバイスをしますが、「もっと早く離婚していれば良かった」と後悔しています。

③個人投資家のライフプラン
 資産形成で重要なのは、パートナーとライフプランが共有できるかどうかです。特に支出が大きいのが、「住宅」「マイカー」「子の教育」です。若い頃から資産形成をしている個人投資家に、独身者が多いと感じるのは、独身であれば賃貸に住み、マイカーには金をかけず、子供の教育費に悩む事もなく、収入の大半を投資に充てられるからだと思います。
 パートナーとのライフプランの共有は、結構難しいと思いますが、「お金に対する価値観」に大きな相違があれば、株投資は難しいです。
 管理人の場合、妻は会計事務所、税務署での勤務経験があり、「お金と税金に関する知識」は、管理人以上にあります。しかも、独身時代に大阪での生活が長かった事から、自分が購入した物の「安さ」を周囲に自慢する所があり、「さすが関西人」とあきれていますが、管理人が配当金生活で、悠遊自適な生活が送れているのは、パートナーのおかげだと思っています。

④難しいのはお金の管理
 住宅企業が、首都圏在住の20歳~59歳既婚男女を対象とした世帯収入の調査において、
  妻が管理するは72.3%
  夫が管理するのは5.6%
  それぞれが管理するは8.6%
  二人で管理するは12.1%
という事です。
 個人投資家の場合、自分の投資口座は自分で管理すると思いますが、管理人が自身の経験からお勧めできるのは、「家庭で財布を分ける」事だと思います。
 管理人の場合は、夫婦とも株投資を行っており、お互い投資に対する干渉はしない事から、お互い自由気ままに株の売買を行っています。おそらく、既婚の個人投資家としては、この状態がベストだと思っています。
 少なくとも、個人投資家で一番大切な事は、パートナー選びだと思います。間違って浪費家と結婚でもすれば、株投資どころか、FIREなんてとても無理です。