宝石への投資

配当金生活
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妻にプレゼントすれば、孫まで喜ぶ

 「金」を安全資産として保有する人が増えていますが、ダイヤなどの宝石はどうなのでしょうか?

 宝石を、金と同様に資産対象として保有する人は多いです。 希少性の高いダイヤモンドやカラーストーンなどが注目されています。
 ただ、投資の対象にするには、信頼できる鑑定機関の鑑別書付きの宝石を選び、素材自体の価値、市場の変動や売却時の流動性などを考慮する必要があり、金と宝石を同じレベルで扱う事には、無理があります。

 宝石は、自分へのご褒美として買う女性は多いと思いますが、確かに、私の知る限り、投資対象にしている人は少ないと思います。

 以前、退職した警察の同期から、「サンゴや宝石への投資はどうか」と真剣に聞かれた事があります。 どこから得た情報か知りませんが、即答で「やめとけ」と言いました。
 理由は、「統一された市場価格が無い」と言う事と、加工前の原石と加工後の商品とでは、価格に大きな開きがあると言う事と、売却時に、購入時と同じ価格で手放せる可能性は、極めて低いと言う事です。

と言う事は、ドラゴンさんは宝石は買わないのですね。

 実は家族には買っています。多いのは「真珠」です。真珠やサンゴは、有機質宝石と言って、ダイヤなど、鉱物からなる無機質宝石とは異なりますが、独特の光沢や美しさから、宝石として扱われています。
 ただ真珠は、投資対象ではありません。管理人が他機関へ出向中、真珠を養殖・加工して、デパートなどに卸している会社経営者と知り合いになった事から、妻と二人の娘にはネックレスをオーダーし、自分用に、タイピンとピンブローチを作りました。

 女性にとって、真珠のネックレスは冠婚葬祭に使えるので良いですね。 ところで、ダイヤなどの宝石は買わないのですか?

 ダイヤは結婚指輪で買いました。独身で遊び呆けていたので、お金は無く、あまり高額な物では無かった事から、退職後は、結婚記念などに、そこそこの物をプレゼントしています。
 特に気に入ってもらったのが、妻の還暦に贈ったルビーとダイヤのネックレスで、これは娘や孫(女児)も喜んでいました。

いいですね。

 宝石も、株と同じで勉強すればするほど奥が深く、評価の基準や石の見分け方も分かってきます。 宝石を投資対象にする事は、全くお薦めしませんが、妻に良い宝石をプレゼントすると言う事は、将来、その宝石は娘に渡り、やがて孫にも引き継がれると言う事です。
 ですので、「代々引き継がれる物」と考えると、中途半端な物を購入するより、最低でも数十万円位の物をプレゼントすれば、妻も娘も、小さな孫までもが喜んでくれます。 妻から孫までが喜んでくれるのなら、決して「高い買い物でも無駄遣いでも無い」と思います。
 苦労して資産築いてきた個人投資家の人は、奥さんに宝石を買ってあげると、間違いなく喜んでくれますし、何より停滞している経済が回り、良い事だと思います。