相場を見て楽しむ

配当金生活
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見るだけで手は出さない

 東京証券取引所は、8月に入ってとんでもない事になっていますが、ドラゴンさんは売買はしてるんですか?

 8月に入り、大きく値を下げた時に数銘柄購入しました。警察関係の同僚、後輩から、「どうしたら良いんですか?」と質問されていますが、「こんな乱高下する相場はめったにないので、株には手を出さず、相場を見て楽しんでください」と言っています。

 株価が下落している時に買った方が良いのではないのですか?

 その通りですけど、今は、相場が全くコントロールされていないので、下手に手を出さない方が良いと思います。
 ただ、デイトレをしている投資家にとっては、これほど荒れている相場はめったになく、魅力的な相場になっていると思いますし、ベテランにとってはチャンスだと思います。

 ドラゴンさんは、デイトレはしないんですか?

 デイトレも、信用取引もやりません。おそらく、信用取引をしている人は、「追証」の関係で、投げ売りをした人が多かったと思います。

「追証」って何ですか?

「追証」とは、信用取引を行うための追加保証金の事です。詳しくは書きませんが、信用取引をする場合、証券会社に現金や株券でを担保として委託保証金を出す必要があります。
 この保証金を有価証券で委託している場合は、株価の値動きによって保証金が日々増減し、株価が下落した場合は、必要となる保証金が不足する事から追加する事が必要になり、手持ちの株を売る場合が出てくるのです。

 それで、今回の大暴落で「投げ売りをした」と言う投資家がいるのですね。信用取引は、初心者には向きませんね。

 これだけ日々乱高下している状態で、素人の投資家が手を出す事はおすすめできません。この荒れた日々の相場は、「見て楽しむ」事が一番ではないでしょうか。